質屋の開業に必要な資格は?取得方法や種類について解説!

[PR]当サイトは株式会社エンパワーより制作コスト・取材協力の提供を受けて制作をしております。

「質屋の開業に資格は必要なのか?」

「資格が必要である場合とない場合は何が違うの?」

「知識や経験が無くても資格は取得できるのか?」

本記事では、質屋を開業しようと考えている人が知っておくべき「資格」について解説していきます。

  • 買取店の種類について
  • 質屋の開業に必要な資格や取得方法
  • 資格の取得をサポートしてくれるおすすめの事業者

買取店の種類

買取店の業種には、大きく3種類あります。

開業する前に各ビジネスモデルを理解しておきましょう。

本章では、買取店の種類と特徴について解説していきます。

質屋

質屋の一番の特徴は、質預かりです。

質預かりとは、担保を預けて融資を受けることです。

お客様が持ち込んだ品を査定し、査定額を3ヶ月貸し出します。

3ヶ月後に貸付額と利息を支払うと、預けていた品が返却されます。

貸付額と利息を払わなかった場合は、預けた品は質屋で販売されるシステムです。

リサイクルショップや買取専門店は、質屋と違って一度売りに出すと買い戻しはできません。

リサイクルショップ

お客様が持ち込んだ品を査定し、査定額を支払うビジネスモデルです。

買取した品は、自分たちの店舗で販売します。

リサイクルショップの特徴は、取り扱う商品数の豊富さです。

ブランド品や貴金属だけでなく、家電・家具・ノーブランドの衣類も取り扱います。

取扱品目が多いので、高額商品の場合は質屋や買取専門店と比べると査定額が低くなります。

買取専門店

買取専門店もお客様が持ち込んだ品を査定し、査定額を支払うところまではリサイクルショップと同様です。

買取専門店の場合は、買取した品を専門業者に買い取ってもらい利益を出します。

買取の前に販売ルートを確保していることが多いため、在庫を抱えるリスクを低く抑えられます。

また、専門業者への販売ルート以外にも、ECを活用した一般消費者へ販売するケースも増えています。

質屋開業は質屋営業許可が必要

質屋を開業する際に、「特別な許可」が必要なことはご存知でしょうか?

質屋開業の際に、必要となる営業許可と取得方法について説明します。

質屋営業許可とは

質屋営業許可とは、質屋の営業を行うための公安委員会(警察)からの許可です。

質屋を開業するためには質屋営業法に則り、営業許可を取らなければいけません。

営業許可は、公安委員会(警察)で取得できます。

質屋を開業される人は、必ず質屋営業許可を取得しましょう。

質屋営業許可の取得方法

質屋営業許可の取得方法について詳しく説明します。

ステップごとに詳しく解説したので、質屋を開業する人は是非参考にしてみてくださいね。

Step1 事前協議


質屋営業の内容に適切な大きさや構造を持った、担保に預かった品の保管場所が必要です。

保管設備は、営業所と同一の敷地に設けなければいけません。

質物保管設備の工事をする前に、工事の図面をもとに警察署にて指示を受けます。

Step2 建設途中での立会検査


保管設備の主要構造部は、建築基準法に定める通りの必要があります。

質物保管設備の建築途中に、建築基準法通りになっているか立会検査をします。

Step3 添付書類の収集


申請書の提出の際に「保管設備の構造概要書」のほか、図面類、仕様書等を求められます。

質物保管設備の説明書などを建築業者から収集します。

Step4 申請書記載


申請者個人の添付書類を収集し、申請書に記入します。

警察署によっては公式サイトから申請書をダウンロードができます。

Step5 警察署への申請


申請書を営業の所在地を管轄する公安委員会に提出します。

許可申請手数料として、22,000円必要です。

Step6 建築後の立会検査


質物保管設備が完成したら、防湿構造・防鼠構造・警報システム等を検査します。

Step7 許可証交付


申請から50日程で許可がされます。
全ての段階が完了すると、ついに質屋開業です!!!

売買が伴うと古物商許可が必要

買取業では中古品(古物)を売買・レンタル・交換することがあります。

中古品(古物)を売買・レンタル・交換する場合、古物商許可が必要です。

古物商許可の詳細と取得方法について解説します。

古物商許可とは

古物商許可とは、古物営業に必要な許可です。

古物営業は、ビジネスとして中古品(古物)を売買・レンタル・交換を行うことを指します。

誰かの中古品(古物)を、代わりに販売する場合も古物商に該当します。

古物商許可を取得しないまま古物取引をすると、無許可営業となり罰せられます。

「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられることもあります。

違反すると営業停止となり、古物商の資格を5年間取得できません。

古物商許可の取得方法

古物商許可の取得方法について詳しく説明します。

個人で申請する場合は、事前準備がスムーズな申請手続きのポイントです。

順番に詳しく解説していきます。

Step1 条件の確認


まずは申請を行う前に古物商許可の取得条件に関しての確認をします。

とくに、営業所が用意できない場合は対象外となるので注意が必要です。

Step2 個人・法人区分を決める


個人もしくは法人のどちらで取得するかを事前に決めます。

個人と法人では必要書類が異なります。

警察署で書類を取得できるので、事前に確認しましょう。

Step3 取り扱う品目を決める


取り扱う品目のメインとサブを決めます。

古物は古物営業法に規定されており、13品目に分類されています。

取り扱う商品がどの品目に分類されるか、事前に確認しましょう。

Step4 警察署への事前相談


書類の申請窓口は管轄する警察署の「生活安全課 防犯係」

申請前に一度相談しておくとスムーズです。

Step5 必要な書類を集める


提出書類はすぐに取得できるものばかりではないので、事前に添付書類を集めておきましょう。

住民票・身分証明書(本籍地記載)・登記事項証明書・定款のコピーが必要です。

必要書類は、個人と法人によって異なります。

詳しくは、警視庁の公式サイトをご参照ください。

Step6 申請書の作成


書類が集まったら必要な書類を作成します。

古物商許可申請書一式・略歴書(過去5年の経歴)・誓約書・各種申請書(警察署から必要書類を指定されたもの)

Step7 書類提出と手数料納付


主たる営業所の所在地を管轄する警察署に書類を提出します。

提出書類と一緒に、古物商許可の手数料として19,000円(※)の納付が必要です。

(※)消費税はかかりません

Step8 審査


審査期間は40日程度です。

質屋開業ならフランチャイズがおすすめ

知識や経験が無いところから質屋を開業するのは手間も費用もかかります。

スムーズに質屋を開業するのにおすすめなのが、フランチャイズです。

資格取得のサポートをしてくれる

質屋を開業するにあたり、資格が必要です。

フランチャイズ事業者によっては資格取得のサポートを行なっている事業者もあります。

一人で資格を取得するのは不安という人は、ぜひフランチャイズでの開業を検討してください。

成功までの道筋を示してくれる

フランチャイズ事業者によっては、開業前・開業後のサポートをしっかりしてくれます。

ノウハウもあるので、軌道に乗るまでの道筋を示してくれます。

最短で成功したいのであればフランチャイズがおすすめです。

フランチャイズなら買取大吉がおすすめ

質屋の開業をフランチャイズでやるのであれば、「買取大吉」がおすすめです。

サポートも充実しており、質屋を初めて開業される人にも安心の事業者です。

質屋に関するよくある質問

質屋に関するよくある質問について紹介します。

質屋の開業前に知っておくことで役に立つ可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

質屋とは何ですか?

質屋では、品物を担保にお金を借りたり(質預かり)、不要な品物を売ったり(買取)ができます。

「質預かり」は買取専門店やリサイクルショップではできない、質屋ならではの便利なシステムです。

品物があれば誰でも利用できます。

質屋の開業に必要なものは何ですか?

質屋の開業にあたり、「質屋営業許可」が必要です。

誰でも勝手に営業できるわけではありません。

営業許可は、公安委員会(警察)で取得できます。

許可を受けるのに費用はかかりますか?

質屋営業許可を取得するためには、費用が必要です。

新規許可申請の手数料として、22,000円必要です。(※1)

※営業許可申請料は、消費税がかかりません。

質屋の資格取得サポートを行ってくれるおすすめ事業者4選

質屋の経営を考えている人向けに、資格取得サポートを行ってくれるおすすめ事業者を4つ紹介します。

質屋の資格取得を積極的にサポートしてくれる、買取大吉・WAKABA・大黒屋・K-ブランドオフを比較していきましょう。

買取大吉 WAKABA 大黒屋 K-ブランドオフ
ロイヤリティ 220,000円(税込) 275,000円(税込) 1か月目:220,000円
2か月目:330,000円
3か月目:440,000円
※全て税込
50,000円(税込)
知名度 ★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★★
リスクの低さ ★★★★ ★★★ ★★★ ★★★
はじめやすさ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★
利益率 約20%前後 HP記載なし HP記載なし HP記載なし
教育サポート ★★★★★ ★★★★ ★★★★★ ★★★★★
公式HP
資料請求 資料請求 資料請求 資料請求 資料請求

買取大吉

引用:買取大吉HP

買取フランチャイズで一番最初に思いつくのが「買取大吉」ではないでしょうか。

2010年に創業、創業以来、加盟店の継続率※97.3%を誇るフランチャイズ本部です。

※2022年10月~2023年9月のデータです。

「開業から軌道に乗るまでの徹底的な支援」が高い加盟店の継続率に繋がっています。

教育サポートが充実しており、全くの未経験の人でも安心して開業できます。

直営店と同条件の研修や、ロープレがオープン前のサポートです。

開業に必要な、古物商免許の取得もサポートしています。

オープン後のサポートとして、スーパーバイザーによるOJTや運営サポートもしっかりしてくれるのが特徴です。

また、出店エリアの相談にものってくれるので、家の近くで開業したい!という人は問い合わせてみましょう。

全国で事業説明会も開催しているので、フランチャイズで迷ったらまずは買取大吉で話を聞いてみましょう。

WAKABA 

引用:わかばHP

WAKABAは、FC募集開始から3年で100店舗、4年で200店舗という勢いのある事業者です。

オーナーの95%以上が業界未経験で、未経験の人でも問題なく運営ができています。

WAKABAの強みは、本部のサポート力と質の高い研修内容です。

古物商許可申請の取得のサポートもあり、申請方法は全て案内してもらえます。

公式サイトには、オーナーのスケジュールが詳細に記載されています。

直接話を聞きたい人は個別の説明会も開催しているので、気になる人は是非問い合わせてみてください。

大黒屋

 引用:大黒屋HP

街中で大黒屋の看板を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

年商は約500億円、盤石な経営基盤と抜群の知名度が強みの事業者です。

大黒屋の特徴として、加盟金や物件取得費、内外装費がかからないので、初期費用を抑えたい人におすすめです。(※1)

持ち込み商品でわからないものに関しては、写真を本部に送るとすぐに返信をもらえるので、鑑定について不安な人も安心です。

全国各地での出店実績があるため、出店場所に悩んだらまずは相談してみましょう。

※1 トリプルゼロプランの場合

ブランドオフ

 BRAND OFF - 買取専門店

引用:ブランドオフHP

コメ兵グループだからできる、トレンド商品の把握が強みです。

月額のロイヤリティが5万円と他の事業者と比べても低いことが特徴で、月々の運営費を抑えたい人におすすめです。

競合事業者と同等レベルのサポート内容のため、初めての人でも安心です。

月に約10回のオークションが開催されており、買取商品を現金化するタイミングが多く、キャッシュフローの安定化ができます。

開業に必要な行政への届け出に関しても、本部からのアドバイスをいただけます。

公式サイトのQ&Aコーナーが充実しているため、開業の際には参考にしてみましょう。

資格取得をサポートしてくれるフランチャイズで質屋開業しよう

質屋を開業するにあたり、必要な資格や、取得方法について説明しました。

知識や経験がなく、資格の取得が不安な人は是非フランチャイズで質屋の開業を検討してみてください。

サポート内容や、実績は各本部によって異なるので、比較して参入する本部を決めましょう。

フランチャイズ事業者のなかでも、資格取得を積極的にサポートしてくれる「買取大吉」がとくにおすすめです。

資格取得をサポートしてくれるフランチャイズで質屋開業をしましょう。